債務整理とは,返済ができなくなってしまった借金問題を解決する為の手続きです。
その方法は,大きく分けて３つあります。
また,借金を完済された方の中には『過払い金請求』ができる方もいらっしゃいます。

借金の返済能力により手続きが異なります。

任意整理

『任意整理』とは,弁護士が貸金業者と交渉して債務額を減額してもらい,毎月の返済額を減らしてもらうことです。
デメリットとしては,信用情報機関へ事故情報が記録されます。いわゆる『ブラックリスト』になります。
債務整理の中では,整理する債権者を任意に選択できる点，他の全部一律にしなければならない方法とは異なります。
また,2005年（平成17年）より前から借金を返済している方の中には『過払い金請求』ができる場合があります。その場合借金が０になり,払い過ぎた利息が返ってくることがあります。

詳しくは,当事務所へご相談下さい。

民事再生（個人再生）

『民事再生（個人再生）』とは,裁判所を介して借金を減額（５分の１程度）してもらい,原則3年で返済します。
特別な事情がある場合は,裁判所からの許可をもらい最長5年とすることが可能です。
『自己破産』とは違い,住宅ローンだけはそのまま返済していき,自宅不動産を維持することができます。
また,担保に入っているもの以外は,財産を処分する必要はありません。
ローンの残っている自動車は,担保に入っている場合その自動車は維持できません。
保証人のついている借金については,保証人に支払い義務が生じます。
信用情報機関へ事故情報が記録されます。いわゆる『ブラックリスト』になります。
詳しくは,当事務所へご相談下さい。

自己破産

『自己破産』とは,借金返済の見込みがない方が,裁判所に認めてもらい借金を０にしてもらうことです。
これを『免責』といいます。
ローンの残っている自宅不動産や自動車は,担保に入っている場合維持できません。
保証人のついている借金については,保証人に支払い義務が生じます。
信用情報機関へ事故情報が記録されます。いわゆる『ブラックリスト』になります。
詳しくは,当事務所へご相談下さい。

苦しい借金問題に関することでお困りの際は,横山法律事務所にご相談下さい。